By: kojima 有効: 12月 20, 2016 In: BLOG Comments: 0

先日、中学生150人にお話しする機会がありました。

「20年後に何にでもなれるとしたら、何になりたいか?」のワークをして貰いました。

様々な答えを出してくれました。

お医者さん、ブリーダー、石油王、看護師。

ある中学生がなりたいと言ってくれたのは

「伊能忠敬になりたい」でした。

中年オヤジの私には、全く想像も出来ない発想です。

坂本龍馬とか、織田信長とかならともかく伊能忠敬ですから。

「どうして伊能忠敬になりたいと思うの?」

「最初に日本地図を作った人だから」

「君が伊能忠敬になる為には、何が必要ですか?」

「分度器」

「うん。分度器ね。他には?」

「定規」

、、、、、私の力不足で彼との会話は、ここで終了でした。

私にもっと柔らかな心があれば、

「どうして、分度器や定規なの?」と質問を重ねて天文学の話まで拡げることが出来ました。

何にでもなれる。と質問しながらも自分で自由な心でなかったかもしれません。

子どもたちの可能性を心から信じる。

そこに、僕らの社会の希望が眠っていますね。

子どもたちは、無限の可能性を持っています。