By: kojima 有効: 5月 27, 2019 In: BLOG Comments: 0

    納税が済んだら金融機関へ報告に行きましょう。

決算書が苦手な経営者が多いことを承知しています。

金融機関からの借り入れがあるのであれば、決算書が出来上がったら

必ず金融機関に決算書を持って報告に行きましょう。

金融機関の皆さんも昔と違って担保が無くても、貸出には前向きです。

あなたの会社に来る金融機関の担当者は、仮にその気があっても稟議書を

起こさなくては、貸し出しの決裁を貰えません。

稟議書を書いて貰うのに必要な3項目

1、企業情報のディスクローズ

2、今後の経営計画………厳密なものでなくても3年分は必要

3、実際の改善実績………売上でも利益でも経費の削減でも経営改善の良い徴候

 

決算書を持って行くというのは、この中の企業情報のディスクローズです。

決算書が苦手ならば、顧問税理士さんに同行して貰いましょう。

 

「決算書を作る」のには、大変な時間と労力が必要です。

しかしながら、「決算書を読む」は簡単な書籍で学べます。

足し算と引き算と割り算が出来たら理解出来ます。

 

拙著「崖っぷち社員たちの逆襲」でも学べますし、本屋には分かりやすい

決算書の入門書が並んでいます。

苦手な人は、食わず嫌いなだけです。

 

決算期を終えて、決算書を作って貰った経営者の皆さま。

そのままお蔵入りでは、勿体ないですよ。

 

今年は決算書を持って借入先の金融機関に挨拶に行かれませんか?

歓迎されることは間違いありません。