出勤した職場で毎朝、誰かから
「〇〇さん、おはようございます！」って
声を掛けられたら嬉しい気分になりますよね。

SNSなどに投稿した時に
思いがけず“いいね”が増えても嬉しくなります。

会議で発言して、参加者から質問が出たり
賛同などの反応があると、
俄然やる気が湧いて来ませんか？

“愛情”の反対語をご存知ですか？

“嫌悪”ではありません。
“無関心”です。

人は周囲から無関心でいられるのが一番辛いことのようです。

人は誰でも誰かに認められたいと言う
「承認欲求」を持っています。

この「承認欲求」は心理学的に
「行為承認」と「存在承認」の
2種類に分けられるそうです。

何かをして認められるのが「行為承認」です。

子供がお手伝いして親から褒められる。
業績を伸ばして上司から評価される。
などがその事例です。

でも、この「行為承認」は、何かをし続けないと評価されないから疲れるんですよね。

もう一つの「存在承認」は、
そこに居るだけで相手に受け容れて貰えたと感じられることです。

「存在承認」があれば人はいつでも安心して、
そこに居場所を見つけることができます。

誰かが、そこに居る人を無条件で認めてあげる行為の典型が“あいさつ”です。

「おはよう！」
「やあ、元気？」
組織の雰囲気は、こんな一言で大きく変わります。

誰でも心穏やかに認めて貰いたいですからね。
あいさつの効用は大きいようですよ。

明日は誰にどんな声を掛けてあげますか？

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