269月
By: kojima 有効: 9月 26, 2020 In: BLOG Comments: 0

こんばんは。

元本屋の私ですが、読書感想文が嫌いです。
「本を読んだ後に感想文を書け」って何かの罰ゲームでしょうかね。
そんな私でも読んで貰いたい読書感想文があります。

学校で先生が読んでくれたとき、
たくまとおんなじやと、思った。

ぼくもいつもみんなにおこられる。
石をけとばしながら学校から帰る。

妹がないたら、いつもぼくのほうがじゅんや兄ちゃんにおこられる。

「だってなあ。」
とせつめいしたら、もっとおこられる。
おこられたら、ものすごくかなしい。

なんでたくまの言うこときいてくれんのやろ、かってになみだが出てくるときもある。

だから、さい後にたなばたさまが
ねがいをかなえてくれて、
先生もお母さんもやさしくなったとき、
やったあ、と、ぼくもいっしょにうれしかった。

知らないあいだに、本にでてくる「ぼく」の気もちになっていた。

この本がすきになったから、
かってもらって、お母さんに音読してあげた。

本に出てくる「ぼく」の気もちになって、
一生けんめい読んであげた。
そしたら、
「たくま、なんでママに読んでくれたん。」
と、お母さんがないたから、びっくりした。

上手によめたなと、ほめてくれるとおもったのに。

それから、
「ママもたくまのこと
おこってばっかりやったなあ。ごめんな。」
と言って、だっこしてくれた。

本とおんなじやなあと思っていたら、
いっしょにだっこしてもらった。

ますます本とおんなじやなあと、思っていたら、
妹がやってきて、いっしょにだっこしてもらった。

ますます本とおんなじやなあと、思わずわらってしまった。
本とおんなじしあわせな気もちだった。

おこられんってうれしいなあ。
やさしいお母さんっていいなあ。

たなばたさまのおれいでなくても、
ぼくも「もっとええ子」になろう。

ないてやさしいお母さんより、
わらってやさしいお母さんはもっとええもん。

「たなばたさま、ぼくはおこられんような、
いい子になれるようにがんばります。」
ぼくはひらがな、ちゃんとかけるよ。

「おこだでませんように」を読んで
2年 大平 拓真

秋の夜長の今宵はあなたの大切な誰の声に耳を傾けますか?

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