By: kojima 有効: 9月 24, 2021 In: BLOG Comments: 0

周囲と良好なコミュニケーションを取りたいと願う人は多いですね。

世に「話し方講座」って溢れていますが、
今日は「話の聴き方講座」です。

話を聞くのに一番大切な事は、
相手に関心を持つことですが、
簡単なことではありません。

先ずは「相手の話を聞く事に徹する気持ち」を持つ。

具体的には、誰かと話す時間は
あなた時間ではなく、
相手の時間という意識を持つ。

つまり、自分の興味で話を聞くのではなくて、
相手への興味で話を聞く姿勢です。

これが出来たら「話の聴き方講座」の入り口に
立ちました。

聞いている時には決して
相手の話を途中でさえぎったり、
分かった気にならない。

ここで使うのが「質問」です。

具体的には2つの手法を使います。

1つ目の手法は、
相手の答えが「yesかno」では答えられない質問をする。

例えば、
「今日、朝ごはん食べた?」に相手は
「yesかno」で答えられます。

この時に「今日の朝ごはん、何食べた?」と聞くと、
相手からはいろんな話が出て来て
次の話の糸口がつかめます。

2つ目の手法は、
話を深める「もっと、聞かせて」と
話を広げる「他には?」です。

例えば、話を聞く相手がスポーツ好きだとします。

あなたは、最初こんな質問します。

「どんなスポーツが好きですか?」
「野球です」

「他には?」
「サッカー」

「他には?」
「バトミントン」

「他には?」
「ラグビーかな」、、、

この「他には?」で話は何処までも横展開できます。

これに対して縦に深める質問が
「もっと聞かせて」です。

「ラグビーが好きなんですね」
「まあ、にわかファンですけど」

「もっと、聞かせてくれますか?」
「2年前のラグビーワールドカップで、、、」

「そうでしたか。実は私高校でラグビーやってたんですよ」
こんな具合です。

いかがですか?
相手に関心を寄せて、話を聞く姿勢で
2つの手法で話を横に広げたり、縦に深めたりする。

試してみませんか?

これで自分で驚くほど、
人の話が聞けるようになりますよ。

人の話をキチンと聞けたら、
コミュニケーションがスムースになって人生が変わります。

秋の夜長です。
今夜は誰の話に耳を傾けますか?