先日、有意義なセミナーを受けました。
ぜひ聞きたいと思っていたものでした。
その中でも特に気に入ったのは

「人生は竹ぼうき」と言う話でした。
竹ぼうきは最初、
一つのところに束なっていても、
先に進むに連れて枝分かれしていきます。
人生もそれと同じように
その都度の自分の判断で枝分かれして、
当初とは全く異なる世界に自分を
連れて行ってくれると言う考え方です。

「運命」も無視できませんよね。
私達は人の「運命」を否定することはできません。

自分ではどうしようもない事から
人生が大きな影響を受けることがあるのも事実ですから。
こんな時に思い出すのが河合隼雄さんの言葉です。
～ベートーヴェンの「運命」
同じ楽譜に従って演奏しても
ベルリンフィルの演奏と大学生の演奏とでは、
その価値に大きな差がある。
それは、人生においてもまた然り〜
ご自分の人生の指揮者でバンドマスターで

演奏者でもあります。
一度限りの人生と言うステージで、
どんな価値ある曲を奏でましょうか？
追伸
同じセミナーを受けていた私の長年の友人は
「人生は竹ぼうき」について、こんな感想を漏らしました。
～何かの判断が人生の新たな世界を
見せてくれることがあるから
「人生は竹ぼうき」だけど、
多くの場合、その分岐に立っていることにさえ
本人は気付かない。～
あなたに待つ次の人生の分岐点は、いつで何でしょうかね？