By: kojima 有効: 11月 27, 2021 In: BLOG Comments: 0

NHKプロフェッショナルでも紹介された栗原豊さん78歳をご存知ですか?
25歳から60歳までの服役は計7回、
合わせて20年の刑務所暮らし。

 

上半身には入れ墨もしていて、
両手の小指は欠損しています。
薬物依存でアルコール依存。
60歳の時には釈放3日後に、
耐えがたい孤独でまた酒におぼれ、
銃刀法違反で留置場に。
その時に栗原さんが思ったのは、
「もう、社会で自分の居る場所は無い。
また刑務所に逆もどり」と
そんな覚悟をしていた時に担当検事さんから
「起訴猶予にするから、回復支援センターに行け」
と初めて許され、懸命に回復に取り組む。
その後、62歳で自ら回復支援の施設を立ち上げ、
大きな成果をあげて
「依存症回復支援の最後の砦」と呼ばれるまでに発展させ、
これまで800人余の人々の人生を救う。

 

昨年、ご本人は77歳で念願の定時制高校を卒業し、

長い間離れ離れになっていた娘さんとも再会を果たす。
今は、茨城県で「潮騒ジョブトレーニングセンター」の
施設長を務めている栗原豊さんの言葉を紹介します。
「どんな過去を背負っていようと
突き進んでいけば、門戸は開かれるんだよ。
これを知らせてあげたい、誰にでも」
「無理だからって何もしなけりゃ何も起きない。
だからアクション起こそうよ」
栗原豊さんの生き様は、私達に教えてくれます。
「人生は、いつからでも、どこからでもやり直す事ができる」ってことを
あなたのやり直したい事って何ですか?