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望む未来を引き寄せる

こんにちは、元気ファクトリーの小島俊一です。
このビジネスレターは、私が良き出会いに恵まれてご縁を頂いている方に、
ビジネスのヒントとなるようなトピックスを毎月一度お届けしています。
お読みいただければ幸いです。

ビジネス用語に“as is”と”to be”があります。

“as is”はビジネスの(現状)を指し、”to be”はあるべき姿(目標)を意味します。
ビジネスの現場では、この現状と目標の間にあるギャップを埋める為に計画を立てて日々の仕事に
取り組みます。
 
今月は、この方法とは異なる目標達成の為のアプローチ”as if ”の提案です。

最初に”as is”で現状を正しく認識することは、いずれの方法でも大切な要素です。
その上で「望む未来を鮮明にイメージして、それが叶ったかのように考え振る舞う」これが“as if ”です。

人の脳には時間の概念が無く、現在と過去と未来が区別できません。
そして脳は、膨大な日々の情報の中からあなたに必要なものだけをスクリーニングして
あなたに届けます。

逆に言うと”as if ”で振る舞えば、脳はこれまで無視していた情報をあなたの脳に届けるようになります。そして、あなたは目標達成に向けて適切な情報に接し、行動に移すことができるようになるのです。

スピリチャルな表現をすると、これを「引き寄せの法則」とも呼びます。
一切の制約条件無しで自由に思い通りの世界をイメージしてみてください。

この話は誰もが知っている童話「シンデレラ」にも描かれています。
シンデレラは、魔法で粗末な服がドレスになり、かぼちゃが馬車になって、
行きたかった憧れのお城に向かい王子様と踊り夢のようなひと時を過ごします。

12時を過ぎた途端に魔法が解けて元の生活に戻りますが、
残った「ガラスの靴」を手掛かりに探しに来てくれた王子様とめでたく結ばれます。

“as if ”で成功したかのように振る舞っていると、人の思考はそこに引き寄せられ、行動もそれに従います。

“as is”の現状から今日を考えるのではなく、”as if ”の未来から今日を感じて行動してみませんか?
魔法に掛けられなくても「○○であるかのように」真剣に振る舞えば、
望む未来の手掛かりとして「ガラスの靴」があなたの脳に残ります。

現実と空想を区別できない人の脳は、あなたに必要な幸運(王子様)を見つけてくれることでしょう。

望む未来で、どんな幸せな毎日を描きますか?
今月もお読みいただきありがとうございました。

元気ファクトリービジネスレター11号
2020年11月11日刊行