こんにちは、小島俊一です。
このビジネスレターは、小島とご縁のあった方々にお送りしています。
ビジネスのヒントとなるような、お役に立つ情報を毎月一度、お届けいたします。
お読みいただければ幸いです。
立春も過ぎましたが、川べりで菜の花を見つけました。
寒さが本格化する前に春の足音ですね。
企業研修のお仕事をさせて頂いていて、聞かれることに
「最近、職場のリーダーになりました。どうやって、リーダーシップを発揮したらよいですか?」
組織でリーダーシップを発揮する目的は、一つしかありません。
それは、その組織のパフォーマンスを最大化することです。
その目的を達成する為の「手段」としてのリーダーシップの有り様は、
時代と共に変化してきました。
昭和は、リーダーに情報が集中し、成功体験もリーダーにありましたから
「黙って俺について来い!」
という昭和型リーダーシップでした。
現代は、情報も拡散し、共有もされている上に
リーダーが必ずしも成功体験を持っている訳でもありません。
ですから、今は
「話を聞かせてもらえますか?」
の傾聴型リーダーシップになっています。
ビジネスコーチング的なアプローチとも言えますね。
リーダーは権限と言うよりも立場の一つです。
それでも、その立場が持つ「役割」を果たす「責任」がリーダーにはあります。
リーダーシップを発揮する為に求められる三つのことがあります。
それは、
一つは、組織のミッション(使命)を明確にする。
二つは、リーダーの価値観(大切にすること)をメンバーに伝え続ける。
三つ目は、リーダーが目指す組織のビジョン(どんな組織になりたいか?)をメンバーと共有する。
この三つが明確ならば、リーダーとしての迷いは消えます。
さて、あなたの「ミッション」「価値観」「ビジョン」は何ですか?