講演会・企業研修講師
中小企業再生コンサルタント

※インタビュー記事より

―小島先生のプロフィールをお聞かせください。

1957年福岡県博多の生まれです。スポーツ好きで高校時代にはヨットでインターハイにも行きました。福岡県立修猷館高校から明治大学政治経済学部に進学し、卒業後に本の卸であるトーハンに入社しました。

―スポーツは他にも何かされましたか?

ヨットの他には学生時代に始めた草ラグビーは長く続けて、最後は東京都ラグビーフットボール協会公認レフェリーの資格まで取りました。

―そうなんですね。トーハンでは、どんなお仕事をされましたか?

本社で営業部長、情報システム部長などを経験した後に執行役員九州支社長を経て2013年に突如、経営不振に陥っていた愛媛松山の明屋書店(はるやしょてん:当時全80店舗)への出向を命じられ社長に就任しました。

―突然の地方書店への出向は苦労も多かったのではないでしょうか?

そうですね。経営不振の本屋の経営再建が仕事ですから苦労の連続でした。経営は3つの要素で成り立っています。お金「ファイナンス」に売り方「マーケティング」そしてやる気を引き出す「マネジメント」ですが、当時の明屋書店にはこの3つが全て欠けていました。お金無し、売り方の工夫無し、やる気無しの3無しです。

―それをどうやって乗り越えて来られたのですか?

もちろん、無駄を排除するコストカットには取り組みましたが、一番注力したのは社員、パート・アルバイトに至る明屋書店で働く人のモチベーションを向上させる「マネジメント」です。

―「マネジメント」ですか。もう少し詳しく聞かせてくださいますか?

人は誰かから「やる気を出せ!」と言われてやる気が出るものではありません。先ずは、上司が部下に誠実な関心を持ち、日常のコミュニケーションを取る。上司からの朝の明るい挨拶だって大切なことの一つです。その上で、明屋書店で働く意味や地域への貢献などを社員たちのみんなと一緒に考えていくようにしました。そうすると徐々にモチベーションが上がり、日々の仕事にイノベーション(革新)が生まれてきました。

―それは、小島先生が実際に現場で実践されてきたことだと思いますが、その成果はどんな具合に出て来ましたか?

私が着任するまでは、5期連続で赤字の会社だったのですが、一人もリストラせずに2年半で業績をV字回復させ、光栄なことに“週刊ダイヤモンド”の「地方元気企業ランキング」で明屋書店が日本一に選ばれるまでになりました。

その記事☛https://diamond.jp/articles/-/90821

―凄いですね!

ありがとうございます。これは、“魔法の杖”を使ってできた事ではなくて、どんな業種でも業績が向上するようになる「成功のレシピ」を私が地道に実践しただけなんです。

―「成功のレシピ」って気になりますね。

そうですよね。それで2017年の自分の定年退職をきっかけに経営コンサルタントとして独立して、今は中小企業向けコンサルティングと講演会講師、企業研修講師の仕事を通して、この「成功のレシピ」をお伝えし、一人でも多くの経営者、ビジネスパーソンを勇気付けて元気にすることを自分自身の使命と思って日々活動しています。

―素晴らしいお考えですね。小島先生の講演会開催や研修受講を検討されている方にメッセージをお願い致します。

「努力は成功を約束しないけれど、成長を約束する」という言葉があります。私の講演会や研修は、参加される皆さんに少しでも考えて貰うことを大切にしています。なぜならビジネスにおける正解は自分で考え、探す中でしか見つからないからです。「成功のレシピ」を始め私の経験や知識をお伝えしますが、単に「知識を得た」というよりも「何かを学び成長できた」と実感していただける講演会・研修を目指しています。

―本日は、誠にありがとうございました。

■役職・資格

中小企業診断士、産業カウンセラー、ビジネスコーチ

■著作

「会社を潰すな」PHP文庫 880円

書店を舞台にした企業再生小説です。

 

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Referee

『崖っぷち社員たちの逆襲』(WAVE出版)2016年刊行
※重版が3刷の1万部まで売れるロングセラーになっている。

崖っぷち社員たちの逆襲 お金と客を引き寄せる革命―「セレンディップ思考」

セレンディピティ(serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

    • 発売日:2016年4月22日
    • 出版社名:WAVE出版
    • 税込価格:1,620円

あらすじ:「お客様は裏切らない。本屋がお客様の期待を裏切っているだけだ!」 赤字続きのある地方書店へと出向を命じられた銀行マン・鏑木(かぶらぎ)は、期待と不安を胸にその書店のドアを叩く。
そこに待っていたのは、会社経営に無知の社長と、鏑木を敵視する6人の店長たち・・・。
外様の銀行マンに怪訝な目を向ける7人であったが、やがて鏑木の知識と行動力に心を開き、社員一丸となって、書店再建へと立ち上がる!
流通業関係者なら身につけるべき「お金」と「マーケティング」の基本が分かる、「ビジネス実用書+エンタテインメント小説」