304月
By: kojima 有効: 4月 30, 2018 In: BLOG Comments: 0

有名なこの室生犀星の詩は、このあとこう続く

 

故郷は遠きにありて思うもの

そして悲しくうたふもの

よしや

うらぶれて異土の乞食となるとても

帰るところにあるまじや

ひとり都のゆふぐれに

ふるさとおもひ涙ぐむ

、、、、、、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

中学の時の還暦同窓会で故郷博多に帰りました。

同窓会も終えて翌日の

松山に帰る福岡空港で

「小島くー〜ん」と呼ぶ声が聞こえる。

こうして、名前を呼んでくれる人も少ない。

同窓生が声をかけてくれる。有り難いことです。

 

昨夜も二次会、三次会と午前様。

もう物故者も少なくない。

 

こうして定期的に元気に会えること

故郷博多の変貌ぶりを知ること。

掛け替えのない時間でした。

 

室生犀星がこの詩を詠んだ頃と今ではその様相が違っても

当たり前でしょうか。

ーーーーーーーーーーーーー

女性は歳を重ねても美しく

男どもは髪薄く、腹も出てだらし無く

また、集う日を楽しみに。