こんにちは。
オリンピックも終わりましたね。
オリンピックが始まる前に、あるテレビアナウンサーが言っていた言葉がありました。
「このコロナ禍でのオリンピック開催に賛否があるのは当然です。それでも少なくともアスリートへのリスペクトは忘れずにいましょう」
なかなか良い言葉でした。
あなたも幾つかの競技をご覧になりましたか?
今日は、おそらくご覧になっていない女子サイクルロードレースについてお伝えします。
間違いなく「今回のオリンピックで最大の番狂わせ」でした。
女子サイクリングロードレースは、東京武蔵野から静岡富士スピードウェイまでの全長147キロの一般道で行われました。
サイクリングロードレースは国別にチームを組みながら、最後はエース1人だけを勝たせる為に他のメンバーは風よけになりながら
レースを進めるものです。
参加者はプロ選手が中心で当然ながらコーチやスタッフもいて万全の準備で東京オリンピックにも臨みました。
優勝候補筆頭はオランダ。
対抗するのがフランスでした。
そこにロードレース弱小国オーストリアから単身1人で参加したアマチュア選手のアナ・キーゼンホーファーが見事金メダルに輝きました。
世界ランキング94位の選手です。
コーチもスタッフもいません。
彼女はスタート直後から集団を抜け出して最後まで一人で走りぬき金メダルを獲得しました。
そんな奇跡が生まれた映像がこちらです。
3分22秒のものですので、宜しければご覧ください。
https://genkifactory1.com/Lb318/11041
世界ランキングが下位でも、自分の可能性を信じて走りぬき
金メダリストとなった彼女に
私は最大限のリスペクトを捧げます。
あなたの中にきっとまだ眠っている
金メダル級の可能性って何ですか?